福井・鯖江のメガネと伝統工芸を次世代に!

このブログは伝統工芸やモノづくりに携わる方、支援している方に読んで欲しいです。鯖江のメガネ材料屋が5年で売り上げ約12倍に売場開拓した経験が少しでもモノづくりに携わる方々のヒントになればと思っております。

かばんの街があります。それは兵庫県豊岡市

カバンの産地・兵庫県豊岡市 

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兵庫県というと神戸というイメージが強いですが、
日本海側にはコウノトリで有名な豊岡市という市があります。

豊岡は鯖江と同じで、地方でありながらカバンの産地となった鯖江と同じ雰囲気を漂わす街でした。
カバンの素材となるキリュウ、藤などの植物材料が自生していたことから広がっていった。

やはり材料がすぐ手に入る地域から産業は発展しますね。
越前漆器も良質な漆が地元で採れたのでその産地の一つです。

www.yumakumamoto.work

 
日本では輸入に頼っていた高級な皮に比べ柳行李(やなぎごおり)という
植物を編みこんだ丈夫で軽いカバンが重宝された。

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その流れからカバンの一大産地となった。 

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豊岡のカバンの歴史は奈良時代から


豊岡カバンの歴史

www.toyooka-kaban.jp


神話の時代まで遡るのですが、豊岡の鞄のルーツは、その柳細工で作られたカゴだと言われています。

奈良時代には豊岡でつくられた「柳筥」は正倉院上納されています。
1473年の「応仁記」には、柳こおりが商品として盛んに売買されていた記述があり、
おそらくこの時期から、地場産業として家内手工業的な杞柳産業が発展したことが予想されます。


軽くて強靭であることなど、これまでの欠陥を補っていたので他商品を圧倒しました。
そして岩戸景気を背景に、豊岡には300越える鞄関連企業が生まれました。
全国生産の80%のシェアを占めるまでに発展しました。

豊岡にはカバンストリートがある

いきなりですがカバンの街豊岡のカバンストリートに行ってまいりました。


ここからは鯖江と似ておりOEM(下請け)を中心としたモノづくりをしてきており、
昨今の中国製品にシェアを奪われてきている。

そこで市内の商店街をカバンストリートとした都市計画プロジェクトが発足した。

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ここには ユニークなカバンの取っ手のあるポストや

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カバンの自動販売機もある ¥1,500円~

そしてOEM性質から脱却を図るべくブランド発信している会社もある。

OEMとは・・・他社ブランドの製品を製造することです。

なぜOEM性質を脱却しないといけないのか。
他社ブランドが明日から生産工場をアジアにするとなった場合、
今まで注文をもらっていた工場は仕事が急になくなります

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実際に福井・鯖江の眼鏡も約20年前に大手有名ブランドのOEM(下請け)をして売上を成長させてました。しかし、ある日鯖江を潤わせていたブランドが買収され海外で生産することになります。鯖江でそのブランドの仕事を生活の柱にしていた企業は倒産しました。そして関連して倒産する企業が一気に増えました。
なのでOEMも大事ですが、OEMだけではリスクが高いのです。

豊岡出身の世界的カバンデザイナー


豊岡には世界工業デザイン界のオスカーといわれる「IFデザインアワード」で大賞。
イタリア・ミラノで世界最大の鞄見本市「ミペルバッグショー」で最高栄誉賞を受賞された
カバン侍こと由利佳一郎様がいらっしゃいます。

似たような境遇な産地同士色々これから協力していき
鯖江の技術を使った商品を作るべくお手本にさせて頂きたいなとおもいます。

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カバンデザイナーとの余談話

僕の飲み仲間であり尊敬する「由利 佳一郎」がまたまたニクい事を!

安倍首相の婦人 昭恵さんのカバンをよく見ると、、、、

ん??どこかで見たような、、
そうです!由利さんがデザインしたカバンじゃないですか!

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著名な方々も直接カバンを買いに来る産地となった兵庫県豊岡市。
めがねのまち鯖江も同じ地方産地として発信し続けていくことが必要ですね。

さあ、今すぐSNSなどで発信しよう!